スジエビ

スジエビです。


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テナガエビ科、スジエビ属スジエビ(種)です。

手が長いので、よく観察すると、ヌマエビと見間違えることはないようです。
大きさはミナミヌマエビ20mm~ヤマトヌマエビ35mmの中間くらいですが、
大きいものはヤマトヌマエビを超えるようです。(50mmとか)


比較的環境悪化に強いようですが、他のエビ同様、酸欠には弱いようです。


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肉食系で荒い気質ですが、アオミドロを投下すると、熱心にツマツマする姿が見えて、意外と可愛かったりします。
コケにまみれた水草を投入するとキレイにしてくれます。
本水槽でやる場合、腸が短いので、コケを食べてもヌマエビと違い、消化しきれずコケが舞う、ような気もしないではありません。(詳しくは分かりません)

とまぁ、雑食なので、エサは選ばなくてもよさそうですが、クロレラ配合、草食系ひかりプレコ餌は人気ありませんでした・・・。やはり、フィッシュミールや、オキアミ配合率の高いヤツが好みなのでしょうか!?


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 ↑ 藻にまみれた水草に寄ってきたところ

同族のみならず、自分と同程度サイズの小魚も襲うので、混泳させる場合は要注意です。
もし、ミナミヌマエビやビーシュリンプなどを一緒にしたら、すぐに食べられてしまうものと推測されます。

ウチでは専用水槽で飼育しています。
それほど争うことはなく、平和に暮らしている・・・ように見えます。今は。

(とはいえ、草食系エビに比べて共食い率は明らかに高いので、飼育される場合はご留意ください。)


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日本各地や中国、朝鮮半島南部に生息するようです。
地域により、生態が大きく異なるという報告もあります。
淡水でも繁殖するようですが、繁殖期のメスは危険と聞いています。


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と、散々書いておいてナンですが、
ウチのスジエビは、釣り餌として売られていた
商品名「モエビ」(国産外国産混在)なので、
実はスジエビではない可能性もあります。
(モエビ「科」も存在しますが、こちらは海水エビです。購入前に、淡水エビであるところまでは確認しましたが、釣り餌を1匹捕まえて、ルーペで見るわけにも・・・w)



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釣り餌としてアジア各地から輸入されるものには、
スジエビ(属)ではない、テナガエビ(科)も混じっているらしく、実はソレかもしれません。
(であれば、もっと危険ですがw)

※もし、釣り餌として確保しておきたい・・・と思って飼育される場合、相応サイズの水槽、ろ過設備、電源式(電池式でない、切れるから)ブクブクは必要と思います。ろ過設備なしの場合、数と水槽にもよりますが、48時間経過くらいから一気に水質が悪化し、死亡率が高くなるもの推測されます。ご注意ください。


参考文献:

 論文・西日本における釣り餌として流通される水生動物の現状(PDF)
 http://home.hiroshima-u.ac.jp/museum/siryou-data/kennkyuuhoukoku3/05%20article%20saito%20etc%20%2845-57%29.pdf

 淡水エビの飼育と観察 『蝦三昧』 (HP)
 http://www.geocities.co.jp/NatureLand/3594/base.html



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