先日、退院した
シルバーシャーク・ストロンガー陛下は、
ご機嫌麗しいようです。
左目の白濁はみられるものの
その後ろに黒目がしっかりと見えるので、
視力も回復しているかもしれません。
また、明るい水槽に移して気が付きましたが、
左のエラビレが損傷し、小さくなっていました。
とはいえ、回復しつつあるので、
経過は順調なようです。
しかし、隣の「陰の水槽」では、
新たな患者が発生していました。
カージナルテトラの1匹
ヒレばかりが何かに侵されています。
しばらく様子をみていましたが、
悪化する一方で、感染の可能性が増したと判断し、
乾く間もなく、集中治療室が起動しました。
濾過設備の構成は、前回と同じ、
・外掛け×1
・ミニ外部式×1
です。
実際には、メンテナンスタンクは、廃止の方向だったため、
全部洗って、ろ材も陰干ししていましたので、
バクテリアが残っているか、というと、疑わしいです。
病気の種類ですが、
ネットで調べても、特定に至っておらず、
ショップへ相談へ行く時間が取れない状態ではあったのですが、
エロモナス属などの細菌性ではなく、
線虫などの寄生虫を疑ったため、
アグテンを適量、添加しました。
今のところ、元気に泳いでいます。
体表には損傷なく、ヒレばかりに白い線のようなものがついています。
この状態で、3日程度の絶食治療を行う予定です。
何かご存知の方がいらっしゃいましたら、
アドバイスなど頂けると幸いです。
追記
残念ながら、この個体は、薬浴からおよそ72時間後に、息を引き取りました。
白い線のようなものについては、やはり線虫のような
寄生虫ではないかと思われます。
直接の死因については、薬によるショック死の可能性があると思っています。
引き続き、本水槽の観察については、注意深くみる必要がありそうです。
今後の参考のため、引き続きアドバイスなど頂けると助かります。
この記事へのコメント
シープネス
>シルバーシャーク・ストロンガー陛下は、ご機嫌麗しいようです。
もう安心ですね、今回の事に懲りて水槽から脱走するのは控えて頂けるといいのですが(´・ω・`)
後、シャイとも仲良くしてくれると嬉しいな…( ´Д`)
>線虫などの寄生虫を疑ったため
私も線虫っぽい?と思いました…しかし
その場合、ブリードのネオンテトラが線虫に感染する経路がイマイチ不明ですよね
ショップで感染ならまだしも、陰の水槽内に保菌者が居るとちょっとマズいかも・・・
もちろん寄生虫じゃない可能性も有りますのでどうとも言えませんが…
一難去ってまた一難ですね(;´・ω・`)
Tadasi
水草もなく、ろ材もバクテリアがいないのであれば、
薬のほかに少量の塩なんかも試してみるといいのかと思いましたが、
ちょっと的確なことは何とも言えません。
ただ、隔離してることですし、食べるのであれば
無理に絶食までさせなくてもいいのではないですか?
サンザイン
残念ながら、薬浴から、およそ72時間経過で
お亡くなりになりました。
薬浴前は元気だったので、
対処を誤った可能性は高いです。
>>シープネスさん
あまり記事にしていませんが、
この個体以外のカージナルテトラも、
他の魚に比べると、トラブルが多いです。
カージナルテトラという種、自体が弱いのかとも思いましたが、
どうなのでしょうね。
今回の個体は、およそ1年間、この水槽にいるので、
老衰により弱った、水質が合っていない、なども考えられます。
寄生虫の可能性ですが、とあるショップから
持ち込んだ可能性は検討しています。
最近は、トリートメントに定評のある店でのみ、
生体は購入しています。
とはいえ、今回は治療ミスでしょうね。
>>Tadasiさん
隔離の随分前から異常の兆候は見られて、当初は老衰によるものと
思っていたのですが、この頃になって、進行が進んだため、
薬浴へ踏み切りました。
説明書に「薬浴中は給餌を控え、3日に1度程度にする」と
記載あったのと、前回のシルバーシャークの治療で
エサとフンによる水質悪化が懸念されたため、
3日の絶食と判断しましたが、実際の治療では、
少量エサを与えて、余ればプロホースで排出した方が良かったでしょうか?
今後の参考のため、何かアドバイスありましたら、
引き続き頂けると幸いです。
Tadasi
買う時は気をつけないといけないと思いますが、
長く飼われてる個体でしたらそれはないですし、
原因がよく分かりませんね。
死因も、確かに薬のショックも考えられますが、
病気がエラに進行すればその時点ですぐに死んでしまうでしょうし、
要因はいくつもあるので絞り込むのは難しいと思います。
…と、結局なんの答えもお示しできなくて申し訳ないのですが、
ただ、ワタシは昔からカージナルを新しい水槽の
パイロットフィッシュにしてまして、
本来は丈夫なサカナだと思っています。
サンザイン
そのタイミングと一致したのかもしれません。
要因の特定は難しいですが、考えられる可能性と
対応方法を学びつつ、今後に生かしたいと思います。
本水槽は、今のところ、他に異常が見られる個体はありません。
引き続き、観察していきたいと思います。